寒候期予報
(北海道地方)

予想される冬(12月から2月)の天候
令和6年9月24日 札幌管区気象台発表

概要

各階級の出現確率(%)

気温
北海道地方 低い
30%
平年並
40%
高い
30%

降水量
北海道日本海側 少ない
20%
平年並
40%
多い
40%
北海道オホーツク海側 少ない
20%
平年並
40%
多い
40%
北海道太平洋側 少ない
30%
平年並
30%
多い
40%

降雪量
北海道日本海側 少ない
20%
平年並
40%
多い
40%

利用上の注意

  • 気温(降水量)等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1991年〜2020年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります。(”気候的出現率”と呼びます)
  • 予報する確率の数値は、それぞれの階級が出現する可能性の大きさを表しています。予測資料の信頼性が大きい場合には気候的出現率から大きく隔たった10%以下や60%以上の確率がつけられますが、特定の階級を強調できない場合には気候的出現率と同じかそれと同程度(30%:40%)の確率しかつけられません。
  • 晴れや雨などの天気日数は、平年の日数よりも多い(少ない)場合は「平年に比べて多い(少ない)」、また平年の日数と同程度に多い(少ない)場合には「平年と同様に多い(少ない)」と表現します。なお、単に多い(少ない)と表現した場合には対象期間の2分の1より多い(少ない)ことを意味します。

次回発表予定

寒候期予報については、10月の3か月予報に合わせて予報内容を再検討し、変更がある場合には修正発表します。

また、11月の3か月予報発表以降、冬の予報については、最新の3か月予報等をご利用下さい。

解説資料令和5年9月19日

予想されるおおよその天候経過

主な予報の根拠

予想される海洋と大気の特徴

近年の北海道の冬の天候経過

最近5年間の冬の特徴

冬の天候の特徴
2023/24年 冬型の気圧配置が長続きせず4年ぶりの暖冬も、オホーツク海側では低気圧の影響で多雪。
2022/23年 冬型の気圧配置強く日本海側中心に多雪。太平洋側では低気圧の影響で5年ぶりの多雪。
2021/22年 低気圧の影響を受けた日が多く、日本海側とオホーツク海側は4年ぶりの多雪。
2020/21年 前半は冬型の気圧配置が強く低温。後半は低気圧の影響で高温・多雨。
2019/20年 冬型の気圧配置や発達した低気圧の影響小さく、冬の降雪量は記録的少雪。
2018/19年 正の北極振動が卓越し、寒気の南下が弱かったため、11年振りの少雨。

札幌の雪の観測記録

札幌の観測記録 平年 昨年(2023/24年冬)
初雪 10月28日 11月11日
長期積雪(根雪)の初日 12月6日 12月11日

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